三 島 神 社

鎮座地:福岡県大木町大藪

(2) 三島神社(旧郷社)大薮
  大木町大字大薮字大薮にある。祭神は事代主神・春日大神・住吉大神である。寛延記によれば鎌倉時代正安三年(一三〇一)大薮地頭高橋丹藤兵衛藤原基氏が、伊豆国より勧請して建立し、九月一七日より一九日まで、田中村・大薮村・奥牟田村の三村から祭礼を勤めた。尤も古来社領一二町あった時は、二月一五日、一二月一五日祭礼が行われ、御幸、やぶさめなどの行事があったが、その後領主田中兵部に至って退転したと伝えられている。当社は明治六年三月一四日郷社に定められたが、昭和二一年廃止された。現在の神官は永田恕一である。  尚当社の楼門は大木町では、稀な彫刻による二階楼門の建造物である。


参道入り口の鳥居 鳥居の額「三島神社」とある 鳥居の額
二の鳥居と楼門 鳥居と楼門 本格的な楼門の全体像

楼門の解説 手洗いの解説 手洗の文化財の標識
寛保2年1742年建立 

楼門の左側の木鼻 楼門の右側の木鼻 木組

楼門の彫り物 拝殿 左側の狛犬と神馬

右側の狛犬 拝殿の左側の木鼻 拝殿の右側の木鼻

拝殿内部 神殿 神殿(左)と拝殿(右)

末社 末社 安田神社 安田神社の内部

末社 末社 末社の内部

楼門 神橋


“みのむしの『東西南北駆けある記』”に戻る
神社の”なぜ?なに?”に戻る
神社探訪(目次)に戻る